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広重美術館がリニューアルオープン♪

「東海道五十三次之内」「名所江戸百景」などで知られる浮世絵師、
歌川広重の作品を数多く展示している
広重美術館」がリニューアルオープンしました。

現在、リニューアル記念展として、
『学んで、旅して、たのしむ浮世絵』展が開催されています。
 Ⅰ期 4月18日~5月20日
 Ⅱ期 5月24日~6月24日
 Ⅲ期 6月28日~7月29日

1期ごとに数々の作品が展示されます。
当館から歩いて5分ほどなので、ぜひご覧くださいませ。

〇広重美術館
 開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
  休館日:火曜日(展示替えのため、5/22~23、6/26~27も)
  入館料:一般 800円・高大生 500円・小中生 300円
 

広重美術館(外部ページ)


…なぜ、天童に歌川広重の美術館があるのか?
そもそもの話は江戸時代後期までさかのぼります。
当時、財政難に苦しんでいた天童藩は藩内外の商人から借金をしたり、
藩民からの献金を募っていました。
その見返りに、天童藩士と交流のあった浮世絵師・初代 歌川広重に絵を依頼し、
献金に対する褒美として、あるいは借金返済の代わりとして、
それらの作品を下賜していたのです。

このように、天童藩の依頼によって書かれた広重の肉筆画は
天童広重」と呼ばれ、一つのジャンルを確立しています。
肉筆画は版画の浮世絵と異なり、浮世絵師が直接描いた一点物のため、
大変貴重なものです。
しかし、200~300ほどあったとされる天童広重も、少なくない数が
海外に流出したり、災害や戦災で失われてしまっています。

広重美術館は、このような天童藩との縁から広重の作品を蒐集し、
現存する希少な肉筆画も展示しています。

 
また、広重美術館1階には、
天童温泉・滝の湯さんのお惣菜やランチを楽しめる「TAKINOYU KITCHEN」、
スイーツや世界各地のコーヒーを味わえる「YUKIHIRA COFFEE」もございます。

浮世絵鑑賞・天童観光のひと時に、いかがでしょうか。
 

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